中国の新幹線からの景色がダイナミックすぎる！ここはアメリカなのか？
※この記事は、YouTubeに投稿した動画のナレーションを記事化したものです。
今回やってきたのは、中国と北朝鮮の国境の街・丹東にある、丹東駅です。
ここはもう、５分も歩けば、北朝鮮まで行けるような場所なんですが、
なんと高速鉄道が走ってるんですね。
今回はこの駅から中国の新幹線に乗って、長春という街まで向かいます。
自動改札を抜けて、改札内に入りました。
「もしも北朝鮮の人が、この高速鉄道に乗ったら、どんな気持ちになるんだろうか？」
「すぐそこに住んでるのに、乗れないなんて不思議。」
そんな事を考えながら、エスカレーターに乗りました。
向こうのホームになぜかトラックが走っています。これすごくないですか？中国ならではですね。
今回乗るのはこの電車。もちろん当駅始発です。
それでは車内に入ります。
今回も席は一等席じゃなくて、２等席にしました。２等席でも普通に快適ですからね。
しばらくすると発車しました。
中国というと、あらゆる物が全て、劣悪に作られている、そんなイメージがあるかもしれませんが
この高速鉄道に関しては、快適そのものです。
よく日本で、中国の新幹線の話をすると、かなり高い確率で
「昔、脱線事故が起きた時に、インペイするために、列車ごと、土の中にうめた」
という話を聞きますが
それはもう過去の話です。
乗り心地は、日本の新幹線と、そんなに変わらないんじゃないですかね。
この乗り心地なら、列車ごと埋められても、気持ちよく死ねるような気さえしてきます。
少し走ると、建物がほとんどなくなって、一気に自然豊かになりました。
もうすでに、みなさんの頭の中の中国のイメージとは、違う感じになってるんじゃないですかね？
しばらくすると、大陸らしい、延々とつづく大地が姿を表しました。
どうですか、この景色。
この果てしなく広がる何もない世界。中国にもこういう景色があるんです。
というか、中国のほとんどの場所は、こういう景色なんじゃないですかね。
ダイナミックさはアメリカやカナダと変わらないです。
無数に建てられた風力発電と、煙突のような何か。
これ怖くないですか？
現実の風景とは思えないですよね。
もしここで電車が止まって、今日はここで野宿だって言われたら
恐ろしくて眠れなそうです
何もない草原に、突然あらわれるマンション群。
これも中国にはよくあることで、
こんなに土地が余ってるのに、みんな固まって住もうとするんですね。
一戸建てが多い日本では、考えられない景色です。
何だか線路が増えてきたな、と思ったら駅です。
中国の高速鉄道の駅は、どこも大体こんなデザインで、
毎回同じ雰囲気で、全然おもしろくありません。
とにかく中国のマンションとか、駅とか、インフラ関係の建造物は、どこに行っても同じで、つまらない。
いつも思うことです。
やや大きめの街に到着しました。
これ、僕の記憶が正しければ「ベンシー」という街です。
中ぐらいの都市のはずなんですが、かなり栄えてますね。
さすが発展著しい中国です。地方都市でもレベルが違います
だんだん線路が増えてきました。
中国の東北地方・最大の都市・瀋陽の都市圏に入ったようですね。
この機械的に並ぶ、同じデザインのマンション群。どうですか。
社会主義って感じで味わいぶかいですね。
そしてそれを過ぎると何もありません。ホント極端です。
どうやったらこうなるんでしょうか？
延々とつづく、人工的な街並み。
中国は長い歴史がある国のはずなのに、街並みからは、それを一切感じとる事はできません。
とにかく同じようなマンションをひたすら建てる。
合理性だけを追求した街並みに見えます。
日本も東京や大阪の中心のほうなんかは、ビルやマンションばっかりですけど
もうちょっと個性がありますよね。
ボクが中国の都市部で、街並みを映さずに、自分のドアップばっかり映す理由は、そこにあります。
この記事はこの動画を記事化したものです
ここはアメリカなのか！？中国の新幹線からの景色がダイナミックすぎる！
