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世の中は本当にバカばっかりなのか?ブログをやってて思うこと

 

ブログや動画等のコンテンツを作って発信してる人が、よく思うことのひとつに「世の中は思った以上にバカが多い」というのがあります。

 

コンテンツをちゃんと理解せずに書かれた「クソみたいなコメント」がコメント欄にたくさん書かれたり、

しっかり作り込んだマジメな作品よりも、軽〜いノリでバカ騒ぎしてるようなコンテンツが人気だったり。

 

そんな事が毎日繰りかえされるので、どうしても「世の中はバカばかり」と思わざるを得ないんですね。

 

僕もこうやってブログを書いて、毎日アクセス数や直帰率などのデータを見ているんですが、やはりそこにも「世の中はバカばかり」と言わんばかりの数字が書いてあります。

 

具体的には

  • 題名に漢字があったのを一部ひらがなに変えたらアクセス数が上がった
  • 文章の改行を多めにしたら、記事を最後まで読む人の数が増えた
  • 記事に載せてる動画のサムネイルをカワイイ感じのに変えたら、動画の内容は同じなのに直帰率がよくなった

 

基本こんな感じです。こういうデータを見たら「意外と世の中、文章がちゃんと読めない人が多いんだなぁ」と思いません?

テレビやYouTubeに溢れかえるバカ騒ぎコンテンツ、ググると上の方に出てくる異様に改行の多い記事なんかは、全てこういうデータが背景にあります。

 

でも本当に世の中はバカばっかりなんでしょうか?

 

僕これまで30年以上生きてきて、“バカ”に相当する人にもたくさん会いましたが、それ以上に“普通”もしくは“頭のいい人”にもたくさん会ってます。

 

「バカ騒ぎコンテンツって最高ですよね〜」「ボク漢字が多めの文章は読む気しないんですよ〜」

 

世の中がそんな人で溢れかえってるとは到底思えないんですよ。

 

でも毎日データに浮かびあがるのは大量の「バカっぽい行動」。なぜなのか・・?

これには他にも理由があると思うんです。

以下、それについて僕が思うところを書いていきます。

 

 

 

頭のいい人も休みの日はバカになる?

寝転がってる犬

 

頭のいい人って、常に“頭のいい人っぽい行動”をする訳じゃないと思うんです。

 

例えば、巨大病院で超ハイレベルなオペを次々成功させるようなスーパードクターだって、

休みの日はYoutubeでポメラニアンがカマキリと戦う動画みてケラケラ笑ってるかもしれないし

 

普段は高級ホテルで超一流の接客をしてるホテルマンも、

休み時間はYahoo!ニュースにクソみたいなコメント書いて、日頃のウップンを晴らしてる人もいるかもしれません。

(しかもストレス解消が目的なので記事はちゃんと読んでない)

 

僕はこういうのを「休みの日ぐらいゆっくりさせてくれよ状態」と呼んでますw

 

普段はハイレベルな事をしてる人でも、リラックスしてる時の行動はバカとそんなに変わらない。

だから「世の中はバカばかり」と思わざるを得ないデータの中には、“バカじゃない人たちの行動”もかなり含まれてる。

 

僕はそう思うんですがどうでしょうか?

 

無料で見れるものは大事にされない

 

あともう一つ思うのが、「無料だから」という理由。

 

ネット上のコンテンツって無料で見れるものが多いですよね。当ブログも収益は広告やアフィリエイトで得てるので、閲覧はすべて無料です。

 

ネット上のコンテンツの大半が無料で楽しめる今の時代って本当最高だなぁ〜と思うんですが、残念ながら無料のものって大事にされないんですよ。

人間って、簡単に手に入るものに価値を感じないように出来てるんですね。

 

その結果コンテンツが適当に消費されて、変なコメントで溢れかえったり、改行が少ない文章は読むのが面倒だから読まなかったりする。

 

それがデータ上では「世の中はバカばかり」に見えるんだと思うんですが、どうでしょうか? 

日本人は他の国よりバカが多い?

働きすぎな日本人

深夜までビジネス街の明かりが消えない日本

 

そう考えると、よく言われる「日本は低俗なコンテンツが多い」という話も違った見方ができると思うんです。

よく日本はアメリカ等の英語圏に比べて、低俗なコンテンツが多いって言いません?

 

実際に英語圏のウェブサイトを見てみても、改行が日本のよりはるかに少ないし、Youtubeにしてもサムネイルが日本の方がやたらバカっぽいのが多いです。

 

一度アメリカと日本のYoutuberのサムネイルを比べてみましょう。

 

まずはアメリカから

youtu.be

Marrel Twinsという双子の人気Youtuberのある日のサムネです。

 

「ちっさい食べ物つくってみた!」という、どちらかと言うとバカっぽい内容ですが、サムネは全然バカっぽくないですよね。

小さな食べもの手に持って、楽しそうな感じ。

 

それに対して日本はと言うと・・?

 

youtu.be

 

ユーチューバーおパンティーww

 

日本のみんながバカっぽいコンテンツばかり再生するから、日本ナンバーワンのYoutuber・ヒカキンがこんな状況になってるじゃないですかw

これヒカキンがバカなんじゃないんですよ?みんながヒカキンをこうさせてるんですよ!

 

ヒカキンが普段みてるYoutubeのアクセスデータにも「世の中バカばかり」って書いてあるんでしょうね。

その結果がこのユーチューバーおパンティー。哀愁すら感じます。

 

この二つのチャンネルは日米のほんの一角ですが、他のチャンネルをみても、全体的に日本のほうがバカっぽいコンテンツが多い印象です。

 

こうなってしまう理由も「日本はバカが多いから」とは言いきれないと思うんですよ。

上で書いた「休みの日ぐらいゆっくりさせてくれよ状態」の人がアメリカよりも日本のほうが多いから、とは考えられないですかね?

 

日本は電車が5分遅れるだけで謝罪放送が流れるような国ですよね。

そんなキッチリした社会でみんな働いてるから、仕事してない時はバカみたいなコンテンツが観たい。その結果「ユーチューバーおパンティー」の様なコンテンツにアクセスが集まる。

 

まとめ

 

だから冒頭に書いた「世の中は思ったよりバカが多い」というのは勘違いで、本当は「世の中(特に日本)は思ったより疲れ果ててる人が多い」が正解じゃないか?

それが今回この記事で言いたかった事です。

 

日本はバカで溢れかえってる国じゃない。そう信じたいですよね。

 

以上、世の中は本当にバカばっかりなのか?という話でした。