今回は日本人が楽しみやすい、落ち着いたノリの英語圏Youtuberを紹介します。
英語圏のYoutuberって「大きな声出して騒いでればそれでいい」みたいな人多くないですか?
内容よりもノリ重視で、言葉もスラング使いまくりで、リアクションもやけに大げさで・・。
特に登録者数が多いチャンネルはそういうの多いですよね。
例えばこんな感じ↓
こういう動画を楽しむには、英語力以外に現地のノリを理解している必要があるし、理解できたとしても「やっぱり日本の動画のほうが面白い」と感じる人が多いと思うんです。
でもさすが世界最強のマーケット・英語圏は奥が深いです。探せばちゃんと落ち着いたノリのYoutuberも見つかります。
今回は僕がこれまでにYoutube内を徘徊しまくって見つけた、比較的落ち着いたノリの英語圏Youtuberを紹介します。
Travellight
まず一つめのチャンネルは「Travellight」。彼女はアメリカ出身で、世界中を旅しながらYoutuberとして活動しています。
地元のアメリカへはほとんど帰らず、年がら年中海外旅行をしてる状態。うらやましいですね〜。
彼女はそんな自分の生活を“フルタイム・トラベラー”と呼んでいます。すごい言葉だ・・w
動画は終始落ち着いた感じで、訪れた国の文化や歴史などを紹介しています。
ドローンを使って上空から撮影したりなど、映像もかなり凝っていて、何かのPVでも観てるよう。
大声を出したり、早口でスラング連発したりなども一切ないので、英語の勉強にもちょうどいいと思いますね。
ちなみに日本にも来てます。
この動画は当時拠点にしていた中国・深センから香港の空港に向かうところから始まります。
新宿都庁や銀座、渋谷のスクランブル交差点などが“外国の景色”として登場するんですが、当たり前の風景すぎて何だか不思議な感じです。
アメリカ人にとったら東京の繁華街の雑多な感じは「おお〜っ」って思うような風景なんですかね。
FunForLouis
続いてもう一人、旅人系Youtuberを紹介します。彼はイギリス出身でTravellightと同じく世界中を旅しています。(ただ彼は時々イギリスに帰る)
冒頭の「ハローガ〜イズ!」から早速イギリス英語が炸裂していてヨーロッパ感あふれるその響きに引き込まれます。
彼も終始落ち着いた口調で、なんというか、聴いてて気持ちいい「ええ声」ですね。
GoProというカメラで撮った映像が所々に登場するんですが、その映像が迫力満点で面白いんですよ。
これはイギリスで撮影された動画なんですが、6分4秒あたりから始まる映像みてください。オープンカーを運転する様子を斬新な角度から撮っていて、新感覚の映像になってます。
この他にも豪華客船のプールにGoProを持ち込んでスライダーを滑ってみたり等、面白い映像いっぱいあるので観てみてください。
Casy neistat
3人目は以前の記事でも少しだけ登場したCasy neistatです。彼はニューヨークを代表するYoutuberとして有名で、動画の舞台もほとんどがニューヨークです。
これまでに紹介した二人よりは“落ち着き”はないかもしれませんが、動画を観れば分かるように、とにかく映像がハイセンスでカッコイイです。
ふざけた感じのノリがありません。
上の動画は盲目のユーチューバー、Molly BurkeをCasyが紹介してるもの。Mollyに関しては以前の記事で紹介しましたね。
Casyはふざけたノリはないものの、NYのど真ん中でスノボーをやってみたり、NYを流れる川でサーフィンをしてみたり等、“ふざけたこと”は頻繁にやります。
その中でもこの動画おもしろいです↓
「自転車専用レーンじゃないところを自転車で走った」という理由でNY市警に罰金をとられたCasyが「実際に自転車専用レーンから一切はみ出さずに走ったらどうなるか」を実演してみた動画です。
一応NY市警に対する抗議の動画なんですが、めっちゃ笑えますw 無表情でレーン上に置かれた様々なものに激突していくのがシュールですね。
こういうのは英語さえ分かればどこの国の人が観ても笑えますよね。
DALLMYD
4人目はDALLMYD。彼はYoutuberの中ではかなり異色なほうじゃないでしょうか。
毎回アメリカのどこかの川に潜って、川底に落ちてるものを拾っては紹介するという動画をアップし続けています。
この動画は川底で見つけたiPhoneを持ち主に返すというもの。
見た感じiPhone6か6sに見えるので防水仕様ではないはずですが、充電したら電源がついたようで、持ち主を特定できたようです。
彼はこれ以外にもいくつかの動画で、拾ったものを持ち主に返すという事をやっています。面白いのでぜひチェックしてみてください。
川でそういう活動をしてると色々な事に遭遇するようで、こんな動画もあります。
いつものように川で活動をしていると、沖の方で警察が何か言っているのに気づきます。
何やら家族で川に遊びに来ていた人たちが、急な増水で出来た中洲に取り残されているようで、急遽、救助に向かう事に。
家族の中には犬もいて救助は難航しそうに思えましたが、50分かけて救出する事に成功。その様子は地元のニュースでも紹介されました。
彼の英語は全体的に早口で、初級〜中級レベルの人だと聞き取りが難しいかもしれませんが、喋ってる内容は“好青年”という感じで好感が持てます。
Simmi Singh
続いてSimmi Singh。彼女はインド系アメリカ人で、アメリカ生まれのアメリカ育ちです。
内容はコントが中心で「インド系あるある」をネタにしたものが多いです。
この動画は古風な考え方を持ってる人が多いとされる「インド系のお母さん」がもしiPhoneのSiriだったらという内容。
「今夜はデートなんだけど」と言ったら「デートなんてない!」と返されたり
「最寄りのクラブまでの道順を教えて」と言ったら「最寄りのお寺までの道順?」と返されたりとか。そんな内容です。
Simmiの動画は前述の通りほぼコントなので、これもまた一見“落ちついてる”というのとは違うように思うかもしれません。
でも動画を観れば分かりますが彼女のコントは大騒ぎする感じじゃなく、ちゃんと話の“内容”で笑わせてくるんですね。
笑いへの持っていきかたも日本人のそれにやや近い感じがします。
ステレオタイプをネタにしたものだとこの動画かなり面白いです。(特に最後)
Georgia Caney
最後はGeorgia Caney。彼女(左)はシンガポールに住むイギリス人で、シンガポールで生活する上で感じた事などをネタにした動画を多数アップしています。
この動画はオーストラリア人の友達(右)をゲストに、シンガポールで生活する中で起きた失敗談などを話しています。
ちなみに友達が働いているのはシンガポールのユニバーサルスタジオ。どおりで綺麗なわけだ・・w
シンガポールに関する話はこの動画も興味深いです。
彼女の動画はどれも落ちついた感じのものばかりで、綺麗なイギリス英語も心地いいし英語学習にもピッタリだと思います。
最後に
どうでしたか?ピンとくるYoutuberはいましたかね。
僕の言いたい“落ちついたノリ”の真意がどれだけ伝わったか分かりませんが、今回紹介した人たちは比較的、日本人が観ても楽しみやすいYoutuberだと思います。
以上、英語圏の落ちついたノリのYoutuberの紹介でした。
ちなみに英語圏のカワイイYoutuberはここで紹介してます。