ハングルは2週間もあれば読めるようになるって知ってますか?
もちろん2週間だと意味は全く分からないし、速いスピードでは読めません。
でもゆっくりとハングルの看板を声に出して読むぐらいなら、本当に2週間で出来るようになります。それぐらいシンプルなんですね。
そんな話を聴いても大半の人は「じゃあちょっとハングルやってみるか」とはなりません。
でも語学好きな僕は違いました。本当に2週間かけて読めるようになってしまったんです。
今回はそんな僕が思う、ハングルが読める事によって得られる“ちょっとしたメリット”を紹介したいと思います。
その1、東アジアの主要な文字がほとんど読める事になる
普段からひらがな、カタカナ、漢字の3種類の文字を使って生活する日本人は、外国語を習得しなくても、すでに東アジアの文字のかなりの部分を読める状態にあります。
そんな日本人がハングルを習得すると・・?なんと東アジアで使われている主要な文字がほとんど読めることになるんですね。
もちろん中国で使われてる漢字は日本にはないものもたくさんあるし、東アジアには他にもロシア文字やモンゴル文字、さらに台湾にはポポモフォという文字も存在しています。なので全てが読めるわけじゃありません。
でもひらがな、カタカナ、漢字、ローマ字、ハングルが読める状態で日本の近くを旅していると「謎の記号にしか見えない文字」に出会う事がほぼないんですよ。
ハングルを習得した“だけ”でそんな「文字のバリアフリー」を手に入れることが出来る。それってすごい事だと思いませんか?(えっ、そう思うの僕だけ??)
その2、駅や電車内の多言語表示が全バージョン読める
東京オリンピックの決定やアジアからの観光客の増加もあって、最近は交通機関の案内に韓国語や中国語バージョンが表示される事が増えています。
外国人観光客の過半数を占める彼らの母語を表示するのは良い事だと思うんですが、一つだけ問題があります。
韓国語バージョンが表示されてるあいだ、日本人は一切情報を得られないんです。(読めない)
中国語バージョンは漢字なので読めるし、英語バージョンも読めます。でも韓国語はハングルなので大半の日本人は読めません。
でもハングルが読めるようになると・・?全バージョン読めるんですよ〜。これ地味に便利です。
ついこの前も地下鉄に乗っていて、少しウトウトしてたんです。そしてハッと目が覚めて「今どのへんだろう?」と車内ディスプレイを見るとこんな状況でした。
普通だったら「読めないよ〜、早く別の言語出して!」となりますよね。
でもハングルが読める僕は「よ、ど、や、ば・・あぁ淀屋橋の手前かぁ」と他の言語に切り替わるのを待つことなく、すぐに情報を得ることができました。
本当に“ちょっとしたこと”ですが、まぁ一応得はしてますよね。
ちなみに上の画像、御堂筋線の駅名が並んでますが「動物園前」がハングルでは「どぶちゅえんまえ」になっててちょっとカワイイです。
その3、街を歩いてるだけで韓国語の勉強ができる
多言語表示が増えてるのは電車の中だけではありません。今や繁華街や観光地を歩いていると、そこら中にハングル表記があります。
そのハングル表記の上に書いてある日本語とハングルを見比べることで、なんと街を歩くだけで韓国語の勉強ができてしまうんです。
例えばこの案内版。左上の中央北口のところを見てみると、英語の下に韓国語で何やら書いてありますよね。
これハングルが読めれば「チュンアンプッチョッチュルグ」と読むことが分かります。
もうこの看板の黄色い部分だけで「中央」と「北口」の言い方が学べてしまうんですね〜。
韓国語は日本語と語順が同じなので、どれがどの部分の訳なのかな?とか考える必要もないです。
下の画像のような文章になってる場合も、そのまま日本語と照らし合わせれば個々の単語の意味が分かります。
展望台は「チョンマンデ」入り口は「イプグ」地下は「チハ」。こうやってどんどん韓国語の語彙が増えていきます。 楽し〜。
えっ、これも羨ましくないですか??
まとめ
ということで、ここまでハングルが読めると得られる“ちょっとした”メリットについて書いてきましたが、どうでしたか?少しでもハングルに興味わきましたか。
もしかしたらハングルのメリットの少なさを再確認するだけの記事になってしまったかもしれないですが、習得も簡単なので、何か新しいことをしたい人にはオススメです。
当たり前なのでここまで言及しませんでしたが、ハングルが読めると韓国旅行の楽しさが飛躍的にアップするという大きなメリットはあります。
ぜひハングルを覚えて韓国に旅行に行ってみてください。(以前の記事で紹介したとおり日帰りがオススメです)
以上、ハングルのメリットの話でした。
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