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都会出身っていう理由で偉そうにしてる残念な人へ

こんにちは。また煽りぎみな題名で失礼します。

 

今回は都会出身の人が田舎出身の人をバカにしたり、見下したりする現象について、ちょっと思うことがあるので書きます。

いつも以上に極端な話になってます。そんな意見もあるんだな〜ぐらいに考えてください。

 

 

 

  

誰にも負けない最強の都会人、東京出身者

東京


日本で「おれは都会人」と胸を張って言える人といえば、東京出身の人ですよね。

 

首都だし、経済の中心だし、人口も一番多いし。誰がどう見ても日本最強の街です。そりゃあ調子に乗る人も出てきます。

特に山手線の内側で生まれ育った人は、そこよりも都会とされてるエリアがないので、いつでもどこでも“最強の都会人”として君臨することができます。

 

職場に横浜出身の人がいても、大阪出身の人がいても、常に最強の都会人は自分。日本にいる限り負けることはありません。

 

プライドが高い人だと、初対面の人と話す時に「早く出身地を聞いてくれ〜!」と言わんばかりに、やたら出身地の話をしたがる人もいます。

あまりにも誰も聞いてくれない時は「中学の時は学校の帰りによく渋谷行ったなぁ〜!」とか言って、無理やり東京出身アピール始めちゃったり。

 

首都圏に住んでるとたまにそういう人に出会いません?僕は結構会いましたよ。

各地にいる「上から目線の都会人」

京都の鴨川の様子

京都も“上から目線の都会人”がたくさんいる事で有名ですよね。

 

上から目線の都会人が生息してるのは東京だけじゃありません。

 

他にも大阪や名古屋、札幌などの大都市はもちろん、和歌山市や熊本市のような県庁所在地にもそんな人は存在しています。

大都市圏の人からすると、県庁所在地ってだけで調子に乗るのは信じられないかもしれません。どんなけ狭い世界で生きてるんだよwって思うでしょう。

 

でも実際、田舎の県庁所在地って特別感が半端ないんです。

 

全国チェーンの店が県内でその街にしかなかったり、商店街や中規模のビル、路面電車など他の街にはないものがちゃんと機能してたり。

その街だけ全くの別世界だったりします。そりゃあ調子に乗る人も出て来ますよね〜。

 

さらに言うと、これは日本だけの話じゃありません。海外でもそういう話はよく聞きます。

 

お隣韓国でも、首都ソウルの人は地方の人をバカにしがちで、僕もオーストラリアに住んでた時にそんな「上から目線のソウル人」に何度も出会いました。

イギリス人も、僕が出会ったロンドン出身の人は皆「イギリス=ロンドン」という感じで話してましたね。

ロンドン以外に街はないといった感じ。いや流石にヒドいでしょ・・

実家って親が買ったものですよね?

マンション


そんな世界中にいる上から目線の都会人ですが、彼らの「都会で生まれ育ったスゴイ俺」自慢を聞くたびに思うことがあります。

 

それってスゴイのは君じゃなくて、親じゃないの??

 

都会で生まれ育ったということは、親が高いお金を出してその街に家を用意して、そこで大人になるまで育てたという事ですよね。

 

物価が高い都会のど真ん中で育児を出来るような“スゴイ親”から生まれたから「都会出身の人」になれた訳です。

すごいのは本人じゃなくて親でしょう。

 

だから自分が都会出身というのを自慢するのは、自分の実力自慢ではなく、親の自慢をしてる事になります。もうスネオと何ら変わりありません。

 

いや、まだスネオの方が筋が通ってるかもしれません。

彼は出身地が東京というのを自慢してる訳ではなくて、親が大金持ちという事を自慢してるわけですよね。

親が大金持ちだと、普通の家の子よりもレベルの高い教育を受ける事ができたり、普通は体験できないような事を小さい頃から体験できるかもしれません。

 

その結果、普通の子よりも高い技術や知識を持つことに成功しているなら「ボクは君たちとはレベルが違うんだ」と言える“根拠”はある様に思います。

それが親の七光りだったとしても。

都会で生まれ育つアドバンテージって?

 

でもお金持ちではない、単なる「都会出身」であることのアドバンテージって「おれは田舎者とはレベルが違うんだ」と言えるほどの事ではないと思うんです。

小さい頃から都会に住んでるアドバンテージをあげてみましょう。

 

  • 地元にたくさん店があるので、小さい頃からあらゆるタイプのサービスを体験できる。
  • 地元に働くところがたくさんあるから実家から通える。慣れない土地で一人暮らしをする必要がない。
  • 地元にいながら色々な事に挑戦できる。(特に東京)

 

大体こんなところでしょうか。見てわかるように都会出身のアドバンテージってほぼ利便性に関するところで、能力に関するアドバンテージはほとんどないと思うんです。

 

田舎出身の人が苦労する事の大半を免除されるので非常に便利。だからやりたい事に専念できる。

それに尽きると思います。(そしてそれは親のおかげ)

 

だから「へへ〜いいだろぉ〜。おれほんとラッキーだわ〜」と言うのは分かるんですが、

「おれは生まれも育ちも大都会のシティーボーイなんだよ!田舎者とはレベルが違うんだよ!」というのはおかしいと思います。

 

今回の記事で言いたいのはそこです。

出身地以外に自慢できる事があればそんな自慢はしない

 

ここまで都会出身の人はみんな出身地自慢をするかのように書いてきましたが、もちろん全員ではありません。

じゃあ自慢するのはどんな人なのか?

 

それは出身地以外に自慢することが何もない人です。

 

あくまで僕の経験上の話ですが、僕がこれまでに出会った「自分の出身地をいつも自慢してる人」のほとんどは、他に自慢する事が何もない人でした。

 

だって考えてみて下さいよ。出身地ってあらゆるステータスの中でも一番どうでもいい事じゃないですか?

他に自分の力で成し遂げた“スゴイ事”があれば、普通そっちを自慢すると思います。

 

例えば東京出身で丸の内の大企業に勤めていて、さらに婚約相手が皇族という人がいるとします。

そんな人が「おれの勤め先」や「おれの婚約相手」の話をそっちのけにして「おれの出身地」の自慢をするでしょうか?

 

しないですよね。もはや彼にとって東京出身というのはオマケでしかありません。

地元の自慢なんか始めても「いやそんな事より結婚相手の事きかせてよ!」となるのは間違いないです。

 

出身地の話なんて、飲み会の帰りの電車の中で少しするぐらいでしょう。

 

 

そこで生まれ育って“どうなったか”が大事

 

ここまで僕が思う、出身地の都会度でマウントをとるのが馬鹿げてる理由を書いてきましたが、共感してもらえたでしょうか?

 

出身地というのはあくまで環境であって、その人に与えられた“称号”ではありません。重要なのは出身地のレベルじゃなくて、そこで何を成し遂げたかです。

 

だから「俺ずっとコンビニでバイトしてて今年で40になるけど、生まれも育ちも渋谷区だから実はすごいんだぞ!選ばれし者なんだぞっ!」みたいな話は非常に滑稽で、聞いてて悲しくなります。

 

それ渋谷区で生まれ育った意味あります?って話ですよね。

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