バングラデシュにあるピンクの王宮がメルヘンすぎる!ピーチ城かよw
こんにちは、どすこいです。
先日アジア最貧国と言われるバングラデシュで、想像以上にメルヘンな王宮を見つけたので紹介します。
ネットに「ダッカにはピンク色に塗られた王宮がある」と書いてあったので行ってみたら、想像を絶するインパクトだったんですよ。あれ絶対ピーチ姫住んでる。
カオスな街並みの中に突然あらわれる“バングラデシュのピーチ城”とは?ダッカの街の様子と共に紹介します。
※メルヘンなピンクの王宮だけ見たい方は4つめ「路地を抜けてピンクの王宮へ」まで飛んでください
- “7000円の高級ホテル”をチェックアウトしてカオスな街へ
- バングラデシュのカオスな街並み
- ダッカ名物・渡し船に乗ってピンクの王宮に向かう
- 路地を抜けてピンクの王宮へ
- “バングラデシュのピーチ城”の圧倒的なメルヘン感
- 建物の中はどうなってる?
- バングラデシュに行ってみた雑感
- バングラデシュ関連の記事まだあります。
“7000円の高級ホテル”をチェックアウトしてカオスな街へ
前回の記事でやっとの想いでたどり着いたホテル「Asia Hotel & Resorts」。
7000円台なのに驚くほどレベルが高かったので、発展途上国にいる事をすっかり忘れて眠りにつきました。気分は富裕層です。
でも今回の目的は富裕層ごっこじゃありません。
インドをさらに超えるという、バングラデシュのカオスな雰囲気を肌で感じようと思って来たんでした。
つかの間の富裕層ごっこに別れを告げて、涙のチェックアウト。
荷物だけ預けて外に出てみると・・?
ホテルを出て10秒でこの景色です。凄まじいギャップで目まいがしました。
インドもカルチャーショックの連続でしたが、バングラデシュはホテルが良かった分、街がよりカオスに見えます。
バングラデシュのカオスな街並み
道路はこんな感じ。何がなんだか分からないですね。
バングラデシュのカオスの特徴はなんと言っても、道を埋めつくす大量のリクシャー。
車も多いんですがそれ以上にリクシャーが多すぎて、ダッカの中心部はインド人もビックリのカオス状態になってます。
バングラデシュのリクシャーは後ろ姿が独特です。こうやってたくさん並んで走ってるとなんだか可愛く見えません?
彼らけっこう荒々しい感じなのに、後ろ姿がカワイイから癒されるんですよ〜。
そんな可愛いリクシャーに乗って、ダッカの見どころの一つ、オールドダッカにやって来ました。
ピンクの王宮もこのエリアにあります。
今度は道だけじゃなくて、店で売ってるものとか看板とか、目に見えるもの全てがカオスです。大阪の道頓堀が質素に思えてくるレベル。
ここは昔ながらのダッカの雰囲気を残す下町とも言えるエリアです。
ほんと情報量多いですね〜。
バングラデシュはイスラム教の国なので女性は家にいる事が多く、街は男だらけという情報を得ていたのですが、本当にオッサンだらけです。
この写真こんなにたくさん人がいるのに女性が一人も写ってません。
ずっとウロウロしていると女性の姿も見えました。ちなみにこの写真、なんか「イスラムの国の平和な日常」って感じで和みません?
個人的に気に入ったのでPCの壁紙にしてます。
ダッカ名物・渡し船に乗ってピンクの王宮に向かう
だんだん景色が場末な感じになってきたな〜と思ったら、いつのまにかピンクの王宮からだいぶ遠いとこまで来てしまってました。
どうしようかなぁ、リクシャーでも乗ろうかな?と思いながらゴミの山の向こうをのぞいてみると・・
船着場を発見。ダッカはタイのバンコクと同じく、今もなお船の交通が盛んな街なんですが、これ結構おもしろいのでオススメです。
日本でこんな渡し船みたいなの乗る機会ほとんどないですよね。
オールドダッカの東西の移動はこの船が使えるので、ピンクの王宮近くまでこれで行くことにしました。
今回船を漕いでくれるのはこのおじさん。英語は全く通じなかったですが、ピンクの王宮のベンガル語名「Ahsan Manzil」と言ったら通じました。
このおじさん、見た目かなり恐い感じに見えますが・・
「これ使う?」と言って日傘を貸してくれました。予想外の優しさです。
見た目で人を判断しちゃダメってことですね。
今にも転覆しそうな昔ながらの船ですが、おじさんの凄まじい腕力によって前へ前へ進みます。
↓この動画で船のことも紹介してます。
川の上には他にもこの“船タクシー”に乗って、束の間の船旅を楽しむ人がたくさんいました。
あまり観光地がないと言われるダッカで、この船は数少ないアトラクションと言えるでしょう。
ピンクの王宮の近くの船着場に到着。
全く整備されてない上にゴミだらけ。バングラデシュらしい船着場です。
船を漕いでくれたおじさん(写真の一番右の人)がめっちゃ笑顔でバイバーイと言ってくれましたが、要求してきた料金は500タカ(約650円)。
たぶん盛大にボラれました。
やっぱり人は見た目によるみたいです。ちゃんと相場調べてから乗ればよかったなぁ〜。
路地を抜けてピンクの王宮へ
記事の冒頭からだいぶ引っ張ってるので、そろそろピンクの王宮に向かいましょう。
こんな所を抜けて、複雑に入り組んだ路地をグーグルマップを見ながら歩きます。
ついに入り口までやってきました。
入り口の前はまだカオス感漂ってますが、中には“ピンク色の何か”が見えてます。
入り口のすぐ近くにあるチケット売り場で入場券を購入。外国人は一人100タカ(130円)。
外国人料金でこの値段ですからね。これ見て思ったんですよ、あの船のおじさんボリやがったなぁ〜って。
“バングラデシュのピーチ城”の圧倒的なメルヘン感
入り口を中に入ると・・
そこには全くの別世界が!!
これすごくないですか?絶対ピーチ姫住んでますよ。
メルヘンすぎる・・。赤い花とか咲かせちゃって・・!
正面から見るとこんな感じ。ピンク色に塗られたインド風の建物がこんなにメルヘンチックだとは思いませんでした。
全然期待してなかったので5分ぐらいで去る予定だったんですが、気がついたらもう着いてから1時間以上たってます。
外国人らしき人もずーっと僕だけ。
立ち止まって写真を撮っていると「一緒に写真とって貰っていいですか?」と一人の青年が言ってきました。
快く応じていると、近くにいた人が「オレも!」「私も!」とどんどん集まってきて撮影会がスタートすることにw
全部で20人ぐらいと写真とりました。黄色人種ってだけで写真撮影求められるのって何だか不思議な気分ですね。
インドではみんな「写真撮ろうぜイェーイ!」って感じだったんですが、バングラデシュ人は何だか照れてる感じで可愛かったです。
建物の中はどうなってる?
建物の中は博物館みたいになってて、ここに住んでた人がどんな暮らししてたのかとかが展示されてました。(撮影は禁止)
中は普通の内装で全然ピンクではないんですが、窓からの景色は時々メルヘンでいい感じでした。
ちなみにこの王宮ができたのは1872年で、地元の大金持ちが建てたそうです。なぜこんな色にしたのかは調べて見たんですが分かりませんでした。
バングラデシュに行ってみた雑感
バングラデシュはアジア最貧国と呼ばれているので、治安が悪いんじゃないか?危ないんじゃないか?と不安な気持ちで行きましたが、現地は至って平和でした。
インドと似た感じだと思います。
人々はインド(コルカタ)に比べるとやや落ち着いた感じで、道ばたで急に話しかけられる率もインドに比べて低かったです。
ただし観光地で景色を見たり、鉄道に乗ったり等「同じ場所で立ち止まってる」時に話しかけられる率はバングラデシュの方が高かったですね。
別記事で書きますが、鉄道に乗ったらめちゃくちゃ話しかけられましたw
食べ物の衛生も、ダッカの名店「ハジビリヤニ」などいくつかの店でご飯食べたんですが特に問題なかったです。
それでも不安な場合は冒頭で紹介したホテル「Asia Hotel & Resorts」のレストランは衛生レベルかなり高いと思うので、宿泊して3食ともそこで食べてもいいかもしれません。
アゴダでの紹介ページ↓
Asia Hotel & Resorts - agoda -
以上、バングラデシュの首都・ダッカの様子とメルヘンなピンクの王宮の話でした。
バングラデシュ関連の記事まだあります。
※ちなみにネットでピーチ城の画像を見てみたら全然ピンクじゃありませんでした。