日本人が台湾に好印象を抱いてる「本当の理由」がひどい・・
今回は台湾の魅力に関する話。
韓国や中国に比べてやや印象が薄いように思える台湾。
そんな台湾に住む台湾人が、自国の魅力について嘆いている記事があったので紹介します。
- 台湾のことを全然知らない日本人
- 台湾はアジアのアメリカだった?
- 台湾の3つの“カワイイ”とは?
- その1、台湾の中国語がカワイイ
- その2、台湾の“発想”がかわいい
- その3、台湾のノリがかわいい
- 台湾の記事まだまだあります
先日台湾のネットメディアでこんな記事が話題になってました。
台湾のことを全然知らない日本人
「日本人が台湾に好印象を持ってる理由は「親日」ただそれだけ?」という概要の記事。
反日のニュースが毎日のように流れる中国や韓国に比べて、台湾は悪い印象がほとんどないですよね。
だから日本人に「台湾は好きですか?」と聞くと「好き」と答える人は多いです。
でも「台湾の“どんなところ”が好きですか」と聞くと、大体返ってくる返事は「親日だから」という答え。
有名な観光地や、台湾独自の食べ物の名前が全然出てこないんです。
もちろん日本人側には悪気はないです。でも台湾人からするとやっぱり「いやもっと他にないの?」っていう気持ちになるんですよ。
逆を想像してみてください。
例えばアメリカに行って、日本が好きって言うアメリカ人に出会ったとしますよね。
で、その人に「日本のどこが好き?」って聞いたら「親米だから」っていう答えが返ってきたら・・。
「もっと他にないの?」って言いたくなりますよねw
親米な国なんてたくさんあるし、できれば日本ならではの“何か”を好きって言って欲しいです。
台湾人もそんな返事が欲しいんですよ。当然の事です。
でも大抵の日本人は台湾のエンタメとかもよく知らないし、有名な観光地って言われてもほとんど知りません。(千と千尋のとこぐらい)
かろうじて知ってることといえば「かわいい女の子が多いらしい」って言うことぐらいでしょう。
台灣の魅力と言われても、日本人は全然ピンとこないんです。
台湾はアジアのアメリカだった?
でも実際、日本人の台湾に関するそういう認識って、あながち間違いでもないんです。
冒頭で紹介した記事の中でも触れられてますが、確かに台湾は近隣の国に比べて地味な印象は否めません。
日本(の大部分)や中国は長い歴史があるので、独自の文化がたくさんありますよね。いい意味でも悪い意味でも“個性たっぷり”です。
でも台湾はアメリカや北海道と同じく歴史が浅いので、独自の文化が少ないんです。
台灣は中国大陸から移ってきた人たちが作った国。ベースになっている文化は中国と同じです。
なので中国から来た観光客なら、大陸とは違う、台灣独自の文化を明確に感じるのかもしれません。
でも日本人からすると、どうしても台湾は「中国のまともバージョン」に見えてしまうんですね。これはある程度仕方がない事なのかもしれません。
僕も初めて台湾に行った時は正直、よくも悪くも刺激が少ない国だなと思いました。(今は大好きですが)
アメリカや北海道のように、台湾にも“圧倒的な大自然”みたいなのがあればいいんですが、台湾はその辺りも弱いんですよね・・。
台湾の3つの“カワイイ”とは?
でもちょっと待ってください!台湾ラバーの僕としては、ここで話を終わらせるわけにはいきません。
初めて台湾に行った時は地味な国だなと思ったのに、なぜ今は台湾ラバーになっているのか?それには理由があるんです。
中華圏や中国語に興味を持った後に「台湾独自の魅力」にたくさん気づく事ができたからなんです!
今回はそれを紹介しようと思います。
その1、台湾の中国語がカワイイ
僕の中で台湾の最大の魅力と言えば、ダントツで「台湾の中国語」です。
台湾の現在のメイン言語は、中国の標準語である普通話とほぼ同じものです。
でも台灣で話されてる中国語と、中国大陸で話されている中国語は響きが全然違うんです。
とにかく台湾のは超絶かわいいんですよ!
語尾に「オ〜」とか「ヨ〜」とか付けたり、「そうだよお」みたいな意味の「トゥエヤ〜(對呀)」とか。言い出したらキリがありません。
でもこの魅力は残念ながら、中国語がある程度わからないと聴いても分からないんですよ・・。
「台湾の女の子はかわいい」っていうのは、この言葉も含めての可愛さだと思いますね。
その2、台湾の“発想”がかわいい
まずはこちらの写真をご覧ください。
これは台湾で一時期話題になった「首をかしげたポスト」です。
元々はまっすぐ立ってる普通のポストだったんですが、台風の時に上から看板が落ちてきて首がグネっと曲がってしまいました。
でもこの2人揃って首をかしげてるようなビジュアル、かわいいですよね?あまりの可愛さになんとこれ、そのまま観光地になってしまったんです。
もちろんこのポスト自体もかわいいし、それを撤去せずに観光地化してしまうゆるい感じも可愛いんですが、僕が一番感銘を受けたのは、その横にあった説明文です。
これ見てください。
この文章めちゃくちゃ可愛くないですかw
普通こういうところってお堅い感じの文章が書いてあったり、海外だと文法メチャクチャの変な日本語が書いてあったりしますよね?
でもここに書いてある文章は完璧な日本語などころか、むしろ日本人でも思いつかないような可愛い文章なんです。
これですよ。台湾のかわいい感じってこういう事なんですよ。この説明文に台湾の独特な可愛さが凝縮されてると思いますね。
台灣以外の国でこの場所にこの文章はありえないと思います。いやぁ〜もう台湾最高です。
ちなみにこのポスト、こんなグッズまで販売されてます。
微笑ポスト 「 微笑萌郵筒 」 ミニチュア置物 台湾郵政発売品 新品価格 |
リンク先にいくつか写真があるんですが、あまりにもカワイイです。こんな発想するのも台湾だけですよw
その3、台湾のノリがかわいい
「ノリがかわいい」って変な日本語のような気もするんですが、他に言葉が思いつかないのであえて使います。
これは説明するより見たほうが早いですね。まずは言葉全く関係ないのからどうぞ。
か、かわいい・・。これ撮影場所はシンガポールなんですが、出てる人は台湾人です。
台湾ドラマとかによく出てくる、吳心緹っていう子です。
このワンちゃんみたいに走ってくる感じとか、手のひらにちょこんと乗ったときの表情。
これら全部をひっくるめた「かわいいノリ」は台湾ならではだと思うんですよ。・・僕の言ってること分かりますかねw
次は以前の記事でも紹介した、吳映潔のCM動画です。
何とも言えないこの仕草…。この感じも台湾ならではだと思うんですけど、どうでしょうか?
チョコバーを「あんっ!」って食べる感じとか、最高です。少なくとも中国ではこういうのはないと思うなぁ。
次も以前の記事で紹介した「可可酒精」のInstagram動画です。
「どこ?どこ?恐竜はどこ?」って言ってます。
これも中国語に興味がないと伝わりにくいと思うんですが、この子の喋り方とかノリも台湾にしかないと思うんですよね〜。
10年ぐらい前に「不良笑花」っていう台湾ドラマがあったんですが、そこに出てくる主人公の小花もこんなキャラで最高に可愛かったんですよ。
可可酒精のこのノリ、気に入った方は「不良笑花」ぜひ観てみてください。
台湾の記事まだまだあります
どうでしたか?後半あたりからまた偏った文章になってしまった気もするんですが、たぶん気のせいでしょう。
台湾独自の「ふわふわした楽しい感じ」が少しでも伝わればいいなと思って、全力で書きました。
台湾は言葉が分からないと理解できない魅力が多いと思うんです。だからその点でかなり損してると思いますね。
台湾のこの感じ、もっと日本で知られて欲しいなぁ〜。
当サイトには台湾関連の記事、他にもたくさんあります。
以上、台湾の魅力に関する話題でした。