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ロシアでホテルに泊まったら色々“おそロシア”だった件ww

ウラジオストクの街並み

日本から2時間の風景とは到底思えないウラジオストクの様子

 

こんにちは、どすこいです。

 

今回は日本から2時間で行けるヨーロッパ・ウラジオストクの“おそロシア”な話を少々。

写真を見てもわかるとおり、ウラジオストクは恐〜いイメージのロシアからは想像もつかない様な、ヨーロピアンテイスト溢れる明るい街です。

 

 

ただ、今回のロシア滞在で“おそロシア”を感じた事がひとつありました。ホテルです。

一体どのへんが“おそロシア”だったのか?順を追って紹介します。

 

 

 

 

ヨーロッパ感を感じながらホテルへ

シベリア鉄道の終点、ウラジオストク駅

シベリア鉄道の終着駅として有名なウラジオストク駅。今回予約したホテルはここから徒歩50分ぐらいのところにある、グラール (Graal)という名前のホテル。

 

「徒歩50分」の時点ですでに“おそロシア”感でてますが、ホテルのすぐ近くまで路線バスで行けるので全然問題ないです。

中心部から離れてる分、値段の割に部屋の内容が良かったんですよ〜。

 

街の散策も兼ねて、今回は歩いてホテルまで向かいます。

目を疑うようなヨーロッパ感溢れるウラジオストクの様子

目を疑うようなヨーロッパの雰囲気の中、ひたすら東へ向かいます。すれ違うのは9割以上白人で、聴こえてくる言語もほぼロシア語。

 

成田から2時間半の場所なのに・・。完全なる異世界に頭がついていきません。

ウラジオストクのヨーロッパ感がとにかくすごい

自分の中の「ヨーロッパは遠いところ」という常識がどんどん覆されていきます。

こんなアジアの極東地域にヨーロッパの街を作ってしまうなんて、全盛期のソ連は本当すごかったんだなぁ。 

ウラジオストクの郊外

中心部を抜けると人通りが減って、ヨーロッパ風味もやや薄めに。

やや近代的な建物が増えてきて「極東ロシア感」が少し出てきました。

ホテルに通じる道が・・!

丘の上に見えるミニホテルグラール

今回泊まるホテルが丘の上のほうに見えました。

思ったよりも高いところにあってビックリしましたが、まぁこれぐらいは想定内です。むしろ部屋からの景色に期待が高まります。

ウラジオストクのホテルに至るまでの道のり

この坂道を登っていきます。

 

ウラジオストクのキツい坂をおばさんがペットボトル両手に登る

登ってみると思った以上にキツい・・!ものすごい勢いでHPが減っていきます。

ちなみに前を歩いてるおばちゃん二人、よく見ると両手に大きなペットボトル持ってて、かなりしんどそうでした。

普通に登るだけでも大変なのに、何かの修行でしょうか?

ホテルに続く坂がまだ続いている

登りきって左を見ると、まだ坂が続いています。でもホテルはもうすぐ!めげずに登ります。

ホテルがあるはずの場所にあったのは・・

ロシアのホテルの入り口

全部登りきってホテル予約サイト(アゴダ)に書かれていた住所の場所にきました。あれっ、このへんのはずなんだけど・・ホテルらしき建物がありません。

あるのは空家にすら見えるこちらの建物。

ロシアのホテルの郵便受け

ドアの横にある郵便受けを見てみると、確かにアゴダに書いてあった住所が薄〜い字できてあります。ここで間違いありません。

でもどう見てもホテルではない。

 

・・もしかして・・騙された??

 

「ロシアには時々実在しないホテルが予約サイトに載ってることがある」というのを聞いたことがあったので、なおさら焦ります。

ウラジオストクのホテルの入り口がおかしい

入り口これですよ?ホテルなら普通名前ぐらい書きますよね?

アゴダには日本人や韓国人のレビューも載ってたし、ちゃんと「坂の上にあって〜」みたいな事も書いてあったんです。でも目の前にあるのは謎の建物・・。

 

このままじゃ初ロシアで野宿という事になりそうなので、勇気を出してベルを押してみました。

すると20秒後ぐらいに中から人が。

 

僕「Is this a Hotel?」

出てきた人「Yes! This is a Hotel. Welcome!」

 

ホテル実在してました。よかった〜。この建物ホテルでよかった〜!さすがロシア。ホテルの外観も一味違います。

まさかホテルの入り口で「これはホテルですか?」って聞く日が来るとは・・普通のホテルだったら失礼な話ですよねw

 

このホテルへの入場(?)の様子、動画も撮ったのでご覧ください。

 

 

こんな感じで毎回なかなか開けてくれないんですよ。

 

待ってる間「今回はもう開かないんじゃないか?」とか「建物の中スッカラカンになってたらどうしよう?」とか脳裏に浮かんで、“おそロシア”な体験をする事ができます。

建物の中は快適そのもの

ミニホテルグラールの部屋の中の様子

部屋はこんな感じ。掃除も行き届いてて快適です。

ホテルの人もフレンドリーな感じで部屋の説明してくれるし、ホテルへの入場も前述の通りなので、まるでロシアの親戚の家にでも泊まってるよう。

 

ホテルの人の言葉は「英語混じりのロシア語」なので、時々発される英単語とボディーランゲージから言ってる事を推測する感じ。まぁそれはそれで面白いです。

ソ連っぽいシャワー

トイレとシャワーはこんな感じ。このシャワー室のデザイン、なんかソ連っぽくないですか?妙に丸みを帯びた感じとか。そう思うの僕だけですかねぇ。

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坂道をいっぱい登っただけあって、窓からの景色は最高です。ウラジオストクのやや東側の景色が一望できます。船がたくさん泊まってたり、港町って感じで最高ですね〜。

 

これ夜になると夜景も綺麗なんですよ。上の動画の後半で出てますね。

このホテル、外観とそれに至る道のり“以外”は最高なんです。

 

 

中心部へのアクセスも、坂を降りて大きな道に出ればバス停があるので、31番のバスとかに乗ればすぐ着きます。(路線バスは後ろの扉から乗って、降りる時に運転手に23ルーブル渡して降りるだけです。おつりも出ます。)

ウラジオストク行ったときは泊まってみてください

 

という事で、散々“おそロシア”とか書きましたが、この「ミニホテル・グラール」というホテルかなりオススメなので、ウラジオストク行った際には是非泊まってみてください〜。

ミニホテル・グラールの詳細を見てみる | アゴダ

 

以上、少しおそロシアな体験ができるウラジオストクのホテルの話でした。

 

ウラジオストクの記事まだあります

www.nihongodedozo.com

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