西成のドヤに外国人が泊まった結果・・なんと大絶賛!何があった?
今回は少し物騒なことで有名な、大阪の西成の話。
大阪市西成区。その中でも「あいりん地区」と呼ばれる一帯は日本最大のドヤ街で、街には異様な雰囲気が漂います。
その規模は東京のドヤ街である山谷や横浜の寿町とは比べ物にならない程。圧倒的な日本一です。(誇れる事ではないですがw)
しかしここ数年、インバウンド効果でそんな西成が外国人だらけになっているのをご存知ですか?
あいりん地区のど真ん中にある新今宮駅は関西空港からのアクセスが良く、道頓堀やなんば花月のある難波駅もすぐ。通天閣に至っては歩いて行ける距離にあります。
そんな観光客にとって最高の立地に、激安の宿泊施設がたくさんある・・。そりゃあ外国人がどんどん集まってきますよね。
台湾メディアにこんな記事が出ていました。
台湾人もビックリの西成のドヤ
「大阪の1泊約400円で泊まれる民宿が安すぎる!でもその理由は・・。」という記事。
台湾人の男性が西成のドヤに実際に泊まってみて驚いた事の数々が、台湾の巨大掲示板「PTT」に投稿されて話題になっています。
日本人ならいくら安いと言われてもさすがに躊躇してしまう西成のドヤ。台湾人の目にはどう映ったのでしょうか。
確かに1泊400円は激安ですが、台湾人でもさすがに西成のドヤはきつかったのでは?
そう思ったのですが、蓋をあけてみると・・
「異常に安いからどんな民宿かと不安な気持ちで行ったけど、フロントのおばちゃんはすごく親切で簡単な英語でいろいろ説明してくれるし、ちゃんとwifiもあってネット環境も快適。大きな浴場があってお風呂も入れる。すごくよかったよ。不満と言えば冷房が効きすぎててちょっと寒かった事ぐらい」
「部屋は見た感じキレイに掃除されてたし、小さな冷蔵庫があって、テレビもあった。この値段でこの設備は台湾では考えられないよ。この値段なら1ヶ月泊まっても台北のホテルの値段に届かない。驚異的だ」
なんと超絶絶賛してるじゃないですか!!!
まさか西成が絶賛される時代が来るとは・・。
以前ツイッター界隈で「日本の物価が高いというのは過去の話。ここ最近は外国人旅行者にとって日本は“激安で旅行ができる国”という認識になってきている」
という話が話題になっていましたが、まさにその通りですね。
ただこの一泊約400円というのは、他の大阪旅行経験者から疑問の声が上がっていて
「さすがに西成と言えども一泊400円はありえない。このエリアで一番安い民宿でも1000円以上はするよ」
「以前西成でこの写真よりも酷い状態の部屋に泊まった事があるけど、1泊900円したよ。スレ主は優待価格か何かで泊まったのかな?」
と、普通は400円では泊まれないようです。ホテル料金比較サイトでも調べてみたんですが
やはり1000円以上はするようですね。もしかすると外国人が集まる様になって地区全体の宿泊料金が値段が上がっているのかもしれません。
リンク一応貼っておきます。「西成」と入れて「一人部屋」にして検索すると、ありえないような内容の宿泊施設が出てきて面白いですよ。
新今宮駅前に星野リゾートの進出も決定して、ますます活性化が期待される西成・あいりん地区。現状のカオスな状態もいずれなくなってしまうかも?
以上、外国人から見た西成の話題でした。
※一応西成区民の名誉のために言っておくと、西成区でもドヤ街と言われるのはJR・南海の新今宮駅付近のみで、他は普通の下町です。
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