今回は英語の会話練習に「ひとりごと」を取り入れるとすごく良いよ!という話。
「海外旅行に行きたいけど英語が得意じゃないから行く勇気が出ない」という人や、「英語のスピーキングを鍛えたいけど相手がいない」みたいな人には参考になる話だと思います。
- 英語を使う機会がほとんどない日本人
- 海外旅行に日本語版はない
- スピーキングは相手がいなくても出来る
- ネイティヴっぽく喋る必要はない
- ひとりごと英会話の注意点
- 人に遭遇すると恥ずかしい
- 話せるようになると理解もしやすくなる
英語を使う機会がほとんどない日本人
以前の記事でも何度か書いてますが、日本で生活してると英語を使う機会ってほとんどないです。
ハリウッド映画やiPhone等、海外で作られたものも必ず日本語版があるし、英語が話せないといい仕事に就けないという事もありません。
生きてる上で英語の必要性に迫られる事ってほとんどないでしょう。
でも唯一、普通の一般人でも英語の必要性に迫られる事があります。海外旅行です。
海外旅行に日本語版はない
あらゆるものに日本語版が作られるほどの国力がある日本ですが、さすがに海外旅行に日本語版はありません。
日本で普通に生活する一般人が関わるものの中で、海外旅行は唯一日本語版のないものじゃないでしょうか?(もちろんツアーっていう手はあるけど・・)
しかも海外旅行って、普通は年に5回も10回も行かないじゃないですか。多くて2回でしょう。
だからだいたい海外旅行って“久しぶり”なんですよね。だから英語を話す必要性に迫られるのも“久しぶり”。だから余計に話せない。
「日本で英語使う機会があればいいんだけど、外国人の友達もいないしなぁ〜」
そんな方に僕からの提案です。英語でブツブツ「ひとりごと」を言うといいですよ!
スピーキングは相手がいなくても出来る
「ひとりごと?よく街中でブツブツ一人で何か言いながら歩いてる人見るけど、あれは俺にはできないわぁ〜」
コミュ力が高い人ほどそんな事を思うかもしれません。「ひとりごと」に病的なイメージを持ってる人もいるかもしれませんね。
でもよく考えてください。ひとりごとって問題を抱えた人だけがするものじゃありません。
今流行りのYoutuberの人たちの動画を観たことがありますか?彼らカメラに向かって一人で延々と喋ってますよね。あれも一種の「ひとりごと」だと思うんですよ。
家の中だけじゃなくて普通に人が歩いてる外でも、彼らは一人でブツブツ言いながら歩いてます。「今日は巨大パフェを食べるためにある店に向かってます!お腹すいた〜。」とか言いながら。
そう思うとひとりごとって、病的どころかむしろ夢いっぱいじゃないですか?目的があればひとりごとを言うのは何もおかしい事じゃないんです。(たぶん)
さすがに人通りがあるとこでは気がひけると思いますが、家にいる時とかなら全然大丈夫です。Youtuberになった気分でブツブツ言ってみてください。
ネイティヴっぽく喋る必要はない
ではどんな風にひとりごとを言えばいいでしょうか。Youtuberみたいに楽しい感じで英語を話すなんて簡単じゃないですよね。いきなりしっかりとした“ひとりごと”を言うなんて無理です。だからまず最初はこの二つの事を意識してください
- まともな英語を話そうとしない。めちゃくちゃな英語でオッケー。
- 全然話せなくてもイライラせず「ひどい英語だなww」みたいなノリでいく
英語のカッコイイ感じのイメージは学習者にとって「悪」でしかないので忘れてください。聴くに絶えないバカみたいな英語をひたすら喋り続ける。それが英会話能力のアップに繋がります。
例えば「今日ハンバーガー食べたかったんだけど、店しまってて食べれなかったんだよな〜」だったら
「I,want, eat, humberger, today! But, I, can`t, eat, Because, shop, close!!」
こんな感じで喋ってみて下さい。これでも全然伝わります。
こういう文章が簡単に思いつくようになって余裕が出てきたら「want」を「wanted to」にしたり、humburgerの前にaを付けたりしたらいいんです。
まず最初は語順の違いになれる事が重要なんです。余裕がないうちは時制とか前置詞とか全部無視しちゃっていいですよ。
めちゃくちゃな英語がスラスラと出てくるまで、変な英語を喋りまくって下さい。大丈夫、ひとりごとなので誰も聞いてません。全然恥ずかしくないです。
会社の上司の悪口とか近所の奥さんのここがイヤ!とか、いつも頭の中で考えてる事ってありますよね?そういうのを全部メチャクチャな英語で自信たっぷりに喋ってください。
気分は「カタコトYoutuber」です。
ひとりごと英会話の注意点
ただ話すだけじゃなくて、一応最低限の勉強もした方がいいとは思います。特に英語で会話をした経験がほとんどない場合、自分の話してる英語が通じるのかどうかも分からないですよね。
使用目的が海外旅行なら細かい文法は気にしなくてもいいと思うし、発音もそれなりでいいと思うんですが、あまりにもブロークンだとさすがに通じないです。
だから普段から「まともな英語に触れる」という事は忘れないでください。それを怠るとあなたの英語は永遠にメッチャクチャなままです。(その用途でも上で紹介したアプリ使えます)
人に遭遇すると恥ずかしい
あともう一つ注意点があります。この「ひとりごと英会話」は喋ってる最中に人に遭遇するとかなり恥ずかしいので細心の注意を払ってください 笑
僕はよく家の中だけじゃなくて、外でも人がいないと思ったら一人で喋ってるんですが、一見誰もいないと思っても、2階のベランダに人がいたり、曲がり角を曲がった先に突然人が現れたりとかよくあります。
いつの間にか後ろに歩いてる人がいて、延々とひとりごとを聞かれてた事もありました。あれは恥ずかしかったなぁ〜。
家の中で話す場合も、同居人がいるならちゃんと言っといたほうがいいと思いますよ。関係が崩れかねません。
話せるようになると理解もしやすくなる
でも日頃からそうやって英語を口に出してると、海外旅行等、急に英語を話さないと行けなくなった時にスラスラ言葉が出てくるんですよ。いつもやってる事をやるだけですからね。気分はネイティヴです。
あと英語のスピーキング力が上がると、なぜか理解力も上がります。自分で英語を話すことによって、英語を話す人の気持ちが分かるようになると言うか・・特に複雑な文章の理解力が上がりましたね。
ということで、ぜひ英語でひとりごとブツブツ言ってみてください。本当オススメですよ〜。
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