平壌の“魅力”を語ってもいいですか?
今回は平壌、そして北朝鮮の“魅力”を語ろうと思います。
興味津々な人々を裏切らない北朝鮮
当サイトの北朝鮮系の記事を少しでも読んだ方なら分かると思うんですが、僕は昔から北朝鮮に興味津々で、好きで好きでたまらないんです。
とにかく北朝鮮は不思議の国で、言い出したらキリがないぐらい周辺の国と価値観が違います。日本韓国中国を“周辺の国”とひとまとめに出来るぐらい。
例えば中国なんて普段は「日本とは全く違う一党独裁のまともじゃない国」というイメージですよね。
でも北朝鮮に関する記事や動画を見た後は、そんな中国がまともな国に思えてきます。マクドナルドとスターバックスがある時点で充分まとも!とか思っちゃう。
そんな北朝鮮ですが、時々意外と普通な部分もあるんだなと思わせたり、えっ、そこ見てもいいの?と思うようなところを見せてくれたりします。ニクい奴です。
北朝鮮がそんな事するからますます興味津々になって、挙句の果てにはこんなブログまで書くようになってしまったじゃないか・・。 もはや病気ですよ。
で、そんな北朝鮮病の僕が最近グッと来た動画があったので紹介します。平壌の「聖地感」がすごく伝わってくる(と個人的に感じる)動画です。
金日成広場の“聖地感”が半端ない
2015年の動画。平壌の中心部を走る観光バスからの景色です。
2分ほど走ると左手に金日成広場が見えてきます。これまで観た動画ではあまり感じなかったんですが、この動画で観る金日成広場、聖地感が半端ないんですよ。
分かりますかね?振り返ると夕日に照らされるチェチェ思想塔。そして大量にいる小・中学生らしき子供達・・。
これは僕の完全な推測なんですが、このたくさんいる子供達は地方の学校の子達で、今日は修学旅行で憧れの平壌へ。
修学旅行と言っても単なる旅行ではなく、いつも学校で習ってる“北朝鮮教”とも言える教えの聖地を尋ねて、この国の英雄である金一族の偉大なる功績を学ぶ・・。
彼らを見てそんな妄想をしたんですがどうでしょうか?
平壌は北朝鮮教のエルサレムなのか?
その後も平壌の聖地感は止まりません。6:00あたりにまた左手に見えてくる大きな階段の上に立っている巨大な金日成と金正日の像。
この角度から見ると、左右にある茶色っぽいモニュメントと合わせて物凄い聖地感を感じるのは僕だけでしょうか?
そしてそのすぐあとに見える馬に乗った兵士のモニュメントも見事なもの。
もう終わりかな?と思いきや目の前に巨大な凱旋門がどーんと立ちはだかって圧倒されます。こんな聖地感溢れる首都ほかにありますか?あぁ平壌行ってみたい!!w
東京やソウルなどにない平壌の独特な聖地感。
何が平壌をそんな感じに見せてるのか考えたんですが、やはり広告が全くないという事と、街中の建物が全て地味で無機質なのが独特な緊張感を生み出してるのかなと思います。
その緊張感が平壌に聖地らしさを与えている・・。社会主義と聖地は相性がいいのかもしれません。
北朝鮮を“過激な宗教国家”と考えてみる
僕が思うに、平壌はちょっと過激な宗教の宗教都市なんですよ。
北朝鮮系の動画を見ると、私たち日本人はどうしても北朝鮮の「日本と違う異常な部分」にばかり目がいきますよね。
でも一旦その先入観を捨てて、平壌を“北朝鮮教の聖地”として見るとまた味わい深いものがありますよ。っていう話でした。
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