親日な台湾人が韓国に魅力を感じない3つの理由
日本が好きで好きでたまらない事で有名な台湾人。
台湾のラジオを聴いてたら1日に一度は日本という単語を耳にするし、ネット上でもしょっちゅう日本の話題が出てきます。
台湾以外の外国のメディアで日本の話が出てくると「おっ、日本の話してる!」となるんですが、台湾の場合あまりにもよく出てくるので「あぁ、またか」ぐらいにしか感じません。慣れって恐いですね。
今回はそんな台湾人の話。
※当サイトには台湾や韓国に関連した記事が15あります。
- 日本の右肩上がりっぷりがすごい
- 韓国も増えてはいるものの・・
- 韓国は字が読めない
- 韓国は異国情緒がない?
- 韓国は見どころが少ない
- もちろん韓国好きの台湾人もいます!
- 台湾や韓国関連の記事まだまだあります。
先日こんな記事が話題になってました。
「旅行者数が5倍の差!日本は大好きだけど韓国は「そんなに・・」な台湾人」という記事。
日本の右肩上がりっぷりがすごい
記事によると、日本に訪問する台湾人の数は6年間で4倍近くにまで膨れ上がっていて、2016年は一年で400万人以上が日本を訪れているそうです。
この数字は、数あるアジアの行き先の中でもナンバーワン。
台湾人は言葉の壁がほとんどない香港や、ビジネス需要の多い中国大陸よりも、日本にいく人が多いんですね。
韓国も増えてはいるものの・・
では韓国に行く台湾人の数はどうでしょうか?記事に出ているデータを見てみると、韓国を訪問する台湾人の数は2016年は80万人になってます。
日本に行く人の数は400万人だったので、なんと5倍の差!!
日本と韓国は、台湾からの距離は同じぐらいだし、航空券代も大差ないはずです。なのに5倍の差・・。確かにこれは「韓国に何らかの問題があるんじゃないか」と考えてしまいます。
記事では台湾人のこんなコメントが。
「次の海外旅行どこ行きたい?ってまわりに聞いたら、まぁ大体8割がたみんな「日本」って言うね」
「韓国は一回で充分。2回目はない」
「韓国には行った事ないけど、やっぱり行きたいとは思わない」
「日本にはもう10回以上行ってるけど、また行きたくなってる」
コメントを見てもやはり圧倒的に日本推しのようですね。韓国には行く気がしないみたいです。なぜ台湾人は韓国に魅力を感じないんでしょうか?
韓国は字が読めない
韓国も昔は日本のように漢字を使っていました。でも今はほぼ廃止されて、日常で使うのはかなり稀。
たま〜に広告とかで「愛」とか「心」とか、簡単な漢字が一文字だけ書かれていたりする程度。
だから街中がハングルだらけで台湾人はそれが読めないんです。
日本だと平仮名やカタカナもかなり使うものの、単語レベルだと看板など漢字で書かれてる事が多いですよね。
だから台湾人でも駅名とか店の看板とかが、かなり読めるんですよ。
あと字だけじゃなくて、日本語の「発音」も韓国語に比べるとかなり簡単。「スミマセン」とか「コレクダサイ」とか、ちょっとしたフレーズも覚えやすいし通じやすいです。
記事には台湾人のこんな声が。
「日本では日本語が分からなくても結構遊べるけど、韓国はどうしようもない。」
「ショッピングでも、韓国だと店の前まで行かないと何屋さんか分からないけど、日本だと、遠くから看板を見るだけで何を売ってる店か分かる事が多い」
「道に迷った時、韓国だとハングル表記な上に、ローマ字で読み仮名打ってあっても、発音が複雑なので分かりにくい。」
韓国は異国情緒がない?
言語に関する事だけじゃありません。台湾人は韓国に行っても「外国に行った感じがしない」そうなんです。
日本に行ったほうがはるかに「外国に来た感」があるんだとか。
特にソウルと台北の中心部はそっくりで、もはや見分けがつかないレベル。
ハングルを写さないように写真を撮ると、台湾なのか韓国なのか全然分からないそうですw
台湾人からするとソウルは単なる「雪が降る台北」なんだとか。
あと街だけじゃなく、人の感じもそっくりに感じるようです。
記事中の台湾人曰く、
「お店の人の接客態度とかも台湾とほぼ同じ。でも台湾人と違って、韓国人は外国人に対してあまりフレンドリーじゃないね。あと時々台湾ではありえないぐらい態度の悪い店員もいる」との事。
それに比べると、日本のありえないほど丁寧な接客は、台湾人にとってはそれ自体が「異国情緒」なのかもしれません。
ちなみに日本人にとっては韓国は異国情緒たっぷりだし、かなり刺激があります。
日帰りで韓国にプチ海外旅行とかオススメですよ。
韓国は見どころが少ない
言葉が不便でも、景色や人が似ていても、「素晴らしい観光地」がたくさんあれば台湾人も行く気になると思うのですが、そこにも問題があるようで・・
「韓国で魅力的なのはショッピングだけ。歴史や文化を感じる様な観光地に行っても全然面白くない」
「食べ物もおいしくないし、道にいっぱいゴミが落ちてる」
「日本は各地の温泉やお祭り、桜、神社、美味しい料理、さらにディズニーにUSJとか、何度行っても楽しめる要素がたくさんあるけど韓国にはそれがない」
「日本は韓国より異国情緒がある上に、字は読めるし、交通も便利で旅行の難易度が低い。さらに魅力もいっぱい。そりゃみんなそっちに行くでしょ」
そこまで言われたら、もう何も言い返せません笑
個人的には韓国の観光地と言えば、38度線の板門店はあそこでしか味わえない緊張感があってオススメですし、人も結構フレンドリーだし、異国情緒も結構感じたんですけどね・・。
もちろん韓国好きの台湾人もいます!
このままでは単なる日本を賞賛するだけの記事になってしまうので、韓国好きの台湾人による反論もちゃんと翻訳して載せておきますね。
韓国いいとこですから!いや、ホントに。
「釜山の海雲台は海がキレイでいいとこだよ。韓国はチキンもおいしいし、何より日本と比べてお金がかからないのがいいね」
「漢字がないって言うけど、街の中心部では漢字の看板もよく見るし、地下鉄の駅名標とか電車の行き先表示には必ず漢字表記があるからそんなに困らない」
「いや、韓国料理おいしいよ。何いってんの」
「街の中心から離れれば、韓国にも景色の綺麗なところはたくさんあるよ」
ちゃんと韓国にもいい所はたくさんあるんです。
上で少し触れた、板門店(韓国と北朝鮮の軍事境界線)に行くツアーも面白いので、ぜひ行ってみてください。すごい体験ができますよ〜。
台湾や韓国関連の記事まだまだあります。
どうでしたか?台湾と日本の相性の良さは半端ないですね。
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