極東ロシアへの簡易ビザ制度が開始。しかし初日はたったの38人・・。
もっと多いと思ってました。
日本人38人が、極東への電子ビザを取得 - Sputnik 日本
日本からとても近い距離にある極東ロシア。その中でも特にウラジオストクはヨーロッパ風の街並みが美しく、今流行りの「インスタ映え」もすると思うし、絶対日本人好きだと思うんですよね。
※先日実際に行ってきました。
頑張れば「日本から一番近いヨーロッパ」としてかなり人気の旅行先になる・・と思うんですが、そのための障壁が4つあります。
その1、ロシア入国にはビザが必要。しかも取得がいろいろ面倒くさい。
その2、航空券代が近い割に高い。LCCも飛んでいない
その3、英語が通じない。しかもロシア語の習得はめちゃくちゃ難しい
その4、ロシアのイメージが悪い。おそロシア
これでは気軽に行こうとは思えないですよね。「距離が近い」という事以外のハードルが高いです。
しかし!ついに今月(2017年8月)から一番上の「その1」のビザのハードルがかなり下がったんです!
ロシア極東地域への「ビザ簡素化」は2017年8月1日スタート。ウラジオストク、サハリンなどが対象に -
これは革命ですよ。申請も無料でできるようですし、今まで行くのを躊躇してた人達が一挙に押し寄せると思ったのですが・・初日は日本人38人ですかw
こんなもんなんでしょうかね?それか今はまだみんな様子見という事なんでしょうか。
ところでその2で書いた航空券代が距離の割に高すぎる件なんですが
今年の春から飛び出した大阪(関西空港)→ウラジオストクの直行便が
成田便に比べてかなり安い!
Google flightで8月9日現在調べた結果(最安値)をここに貼っておきます。
関空→ウラジオストク 31230円
ウラジオストク→関空 17077円
※8月7日時点では水曜日と金曜日が比較的安いようです
この値段なら往復で5万円かからないですし、LCCじゃない近隣諸国への航空運賃としては普通じゃないでしょうか。
特にウラジオストク→関空はLCC並みの値段だと思います。成田からだと安くても往復10万近くかかりますからかなり安いと思います。この差は一体・・。
(Google flightは燃油サーチャージ等も込みの値段なので、本当にこの値段のはずですが、実際にこの航空券を買ったわけじゃないので保証はできません。自己責任で)
航空券に関しては韓国からウラジオストクにLCCが飛ぶという情報があるのでそれにも期待ですね。近いというメリットが薄まりますが・・。
あと旅行で重要なのはホテルですがトリバゴで調べてみたら思いのほか安くてビックリしました。
「ウラジオストック」と入れて検索してみて下さい。日本のすぐそばとは思えない外観のホテルがたくさん出てきて面白いですよ。
ハードルがかなり低くなったウラジオストク旅行。一度検討してみてはどうでしょうか?
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西成のドヤに外国人が泊まった結果・・なんと大絶賛!何があった?
今回は少し物騒なことで有名な、大阪の西成の話。
大阪市西成区。その中でも「あいりん地区」と呼ばれる一帯は日本最大のドヤ街で、街には異様な雰囲気が漂います。
その規模は東京のドヤ街である山谷や横浜の寿町とは比べ物にならない程。圧倒的な日本一です。(誇れる事ではないですがw)
しかしここ数年、インバウンド効果でそんな西成が外国人だらけになっているのをご存知ですか?
あいりん地区のど真ん中にある新今宮駅は関西空港からのアクセスが良く、道頓堀やなんば花月のある難波駅もすぐ。通天閣に至っては歩いて行ける距離にあります。
そんな観光客にとって最高の立地に、激安の宿泊施設がたくさんある・・。そりゃあ外国人がどんどん集まってきますよね。
台湾メディアにこんな記事が出ていました。
台湾人もビックリの西成のドヤ
「大阪の1泊約400円で泊まれる民宿が安すぎる!でもその理由は・・。」という記事。
台湾人の男性が西成のドヤに実際に泊まってみて驚いた事の数々が、台湾の巨大掲示板「PTT」に投稿されて話題になっています。
日本人ならいくら安いと言われてもさすがに躊躇してしまう西成のドヤ。台湾人の目にはどう映ったのでしょうか。
確かに1泊400円は激安ですが、台湾人でもさすがに西成のドヤはきつかったのでは?
そう思ったのですが、蓋をあけてみると・・
「異常に安いからどんな民宿かと不安な気持ちで行ったけど、フロントのおばちゃんはすごく親切で簡単な英語でいろいろ説明してくれるし、ちゃんとwifiもあってネット環境も快適。大きな浴場があってお風呂も入れる。すごくよかったよ。不満と言えば冷房が効きすぎててちょっと寒かった事ぐらい」
「部屋は見た感じキレイに掃除されてたし、小さな冷蔵庫があって、テレビもあった。この値段でこの設備は台湾では考えられないよ。この値段なら1ヶ月泊まっても台北のホテルの値段に届かない。驚異的だ」
なんと超絶絶賛してるじゃないですか!!!
まさか西成が絶賛される時代が来るとは・・。
以前ツイッター界隈で「日本の物価が高いというのは過去の話。ここ最近は外国人旅行者にとって日本は“激安で旅行ができる国”という認識になってきている」
という話が話題になっていましたが、まさにその通りですね。
ただこの一泊約400円というのは、他の大阪旅行経験者から疑問の声が上がっていて
「さすがに西成と言えども一泊400円はありえない。このエリアで一番安い民宿でも1000円以上はするよ」
「以前西成でこの写真よりも酷い状態の部屋に泊まった事があるけど、1泊900円したよ。スレ主は優待価格か何かで泊まったのかな?」
と、普通は400円では泊まれないようです。ホテル料金比較サイトでも調べてみたんですが
やはり1000円以上はするようですね。もしかすると外国人が集まる様になって地区全体の宿泊料金が値段が上がっているのかもしれません。
リンク一応貼っておきます。「西成」と入れて「一人部屋」にして検索すると、ありえないような内容の宿泊施設が出てきて面白いですよ。
新今宮駅前に星野リゾートの進出も決定して、ますます活性化が期待される西成・あいりん地区。現状のカオスな状態もいずれなくなってしまうかも?
以上、外国人から見た西成の話題でした。
※一応西成区民の名誉のために言っておくと、西成区でもドヤ街と言われるのはJR・南海の新今宮駅付近のみで、他は普通の下町です。
大阪関連の記事まだあります!
シンガポールで異民族間の結婚が増加。そのシンガポールらしい理由とは
異民族がひしめき合って暮らすシンガポール。
中華系を筆頭に、インド系やマレー系の人達が東京23区とほぼ同じ面積の中で暮らしています。
しかし本当に“異民族がひしめきあってる”のは中心部のオフィス等ほんの一部で、
住むところは民族ごとに分かれているのが現状。
異なる文化を持った人達が同じエリアで生活すると、いろいろややこしいですからね。
ところがそんなシンガポールで異民族間の結婚が増えてきてるんだそうです。
straits timesにこんな記事が載っていました↓↓
近年シンガポールでは異民族間の結婚が増えていて、今では5組に1組は異民族間の結婚なんだそう。
記事では具体的に言及されてないですが、中華系とインド系の結婚や、インド系とマレー系の結婚が普通にあるという事ですね。
外国から移り住んできた人との国際結婚もたくさんあるでしょう。
でも、なぜ異民族間の結婚が増えてるんでしょうか?
どんどん国際化が進むシンガポール
まず一つ目の理由として「多種多様な民族、国の人が一緒に働く職場がどんどん増えている」というのがあげられます。
シンガポールが国際的な国なのは今に始まった事ではないです。以前から多種多様な民族が一緒に働くということはありました。
しかし近年シンガポールはアジアのハブ都市として今まで以上に目覚ましい発展を遂げてます。それに伴って多国籍企業のアジア本部が置かれる事がますます多くなってるんですね。
しかもそういった企業で働く人たちは頭の良い人達が多い。
一概には言えないですが、やはりそういった頭のいい「レベルの高い人達」は、異なる文化を受け入れるレベルも高かったりするんですね。
だから文化や価値観の違いから起こる色々な問題も解決できてしまう。
英語がますます人を引き寄せる
二つ目の理由としては公用語が英語というのもあげられます。
シンガポールはアジア有数の英語が公用語の国で、街の看板などもほとんど英語で書かれていますし、どこに行っても基本通じます。
英語が通じると外国人にとって何かと便利ですよね。元々多民族国家で外国人に寛容だし、アジアのハブとして大発展もしている。
となると、やはり世界中からどんどん人が集まってきます。ご近所に外国人が住んでいるのは当たり前、学校も外国人だらけです。
つまり異民族と出会う機会が増えてるんですね。そりゃあ異民族間の結婚も増えますよ。
日本と全く違うシンガポールの多民族社会。最近はEUやアメリカで国際化に逆行するような動きもありますが、シンガポールは変わらず国際化の道を突き進んでいるようです。
以上、シンガポールの話題でした。
英語に限界を感じたら中国語をやるといいよ!っていう話
こんにちは。どすこいです。今回は語学学習に関してちょっと語ります。
「英語はもう何年も真剣にやってるんだけど、今だにスラスラとは話せないし、文法が日本語と違いすぎて、ラジオとか聴いても頭がこんがらがっちゃって。英語で書かれた長い文章なんか読む前からウンザリします!」
・・という方にちょっと言いたい事があります。
英語いったん休憩して、気分転換に少し中国語やるといいですよ!
何言ってるんだって思ったかもしれませんが、個人的に英語と中国語の同時学習すごくよかったので、ちょっとオススメしたいんです。理由を順番に説明します。
中国語の文法はちょうどいい感じに英語にも日本語にも似ている
日本人が英語をやる際にまず最初につまずくのが「日本語と違いすぎる文法」ですよね。その中でも一番深刻なのが「語順の違い」と「助詞の有無」。
語順の違いは言うまでもなく「私は 学校に いきます」を「私 行きます に 学校」って言わないといけないアレですね。
単純な文なら簡単ですが、少しでも複雑になるともうワケがわかりません。
「助詞の有無」っていうのは「私はりんごが好きです」の、“は”と“が”の部分。
日本語はこれがあるおかげで語順がかなり自由です。英語はこれを語順で表すから日本人にとって難しいんです。
じゃあ中国語はどうなのか?というと、これが英語に比べると難易度がかなり落ちるんですよ。
ちょっと複雑な文章で比べてみましょう
例えば「私はあなたが作ったものを食べる」と言う場合英語では
「私 食べる もの あなた 作った」という語順になりますね?(I eat what you made.)
これを中国語で言うと
「私 食べる あなた 作った の もの」という語順になります。(我吃你做的东西)
英語に比べて中国語のほうが日本語に近いと思いませんか?
英語の方は文法が違いすぎて、そのままでは日本語として通じないですが、中国語のほうはそのままでも通じますよね。(助詞がないのでカタコト風ではありますが)
なぜそんな違いが出てくるのか?中国語には英語の「関係代名詞」にあたるものがないからなんです。
英語と日本語の語順の違いで、日本人が一番混乱するのは「関係代名詞」なんですが、中国語にはそれがない。
この「関係代名詞がない」っていう一点だけで理解のしやすさが全然違うんです。
よほど複雑な文章じゃない限り、中国語は語順の違いで頭が混乱する事はほぼないです。
中国語で語順の違いに慣れる
つまり中国語は(文法の観点だけで言うと)「助詞は使わないし、語順も英語っぽいけど、英語の一番難しいところは省いておきました!」みたいな言語なんですよ。
なので、頭をあまり混乱させる事なく「日本語と語順が違う言語を理解する」「助詞を使わない言語を理解する」ことに慣れる事が出来るんです。
いきなり関係代名詞てんこ盛りの英語に挑んで、大混乱に陥るよりは
中国語で「関係代名詞以外」の英語に似た特徴にまず慣れてから、英語の関係代名詞の海に飛び込むと、理解がかなり楽になるんですよ!
人それぞれだと思うし、正直、英語の上達の為だけに中国語をするのもどうかとは思います。
でも少なくとも僕は、中国語がある程度理解出来るようになってから、英語がかなり理解しやすくなったので一応ここに書いておきました。
みなさんの英語学習の何らかの参考になれば幸いです。
最後に中国語ラバーの僕が、いくつか英語に比べて中国語のいい点をあげておきます。
- 漢字で書かれているので英語より親しみやすい
- 英語は日本人にとって色々と不利な言語だが、中国語はその逆なので気分がいい
- 世界共通語じゃないので理解出来なくても世界から置いていかれてるような感じがしない ←これ重要
- でも世界共通語じゃない割には結構いろんな所で使える
僕は中国語の基本文法はこの本で学びました。オススメなんで一応紹介しときます。
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もはや生き物!香港人が絶賛する「多機能すぎる日本のトイレ」
外国人が日本に来て驚く事と言えば、1秒たりとも遅れずにやってくる電車、無数にある自動販売機、異常に丁寧な接客などいろいろあります。
しかしその中でも特に驚くのが日本のトイレのすごさなんだそうです。
香港のサイトにこんな記事が出ていました。
日本はトイレ先進国
日本のトイレのすごさを紹介するこちらの記事。
香港人が初めて日本に旅行に行くと、かなりの人が「トイレがとにかく凄かった」と言うそうです。
「まずトイレの個室に入ると、便器のフタが自動で開くのです。まるで「ようこそトイレへ」とでも言われているよう。そして腰掛けると便座がなんと冬でもポカポカ!」
「驚いているとまもなく音姫という効果音が流れて、用を足している間、ずっと小鳥のさえずりや虫の鳴き声が聞こえてくるのです。そして用が終わるとすぐに自動洗浄。手を洗うのもハンドソープ、水、乾燥、全て自動です。」
日本人からしたら何をそんなに興奮してるの?って感じですが、香港人にとってはあり得ない事の連続のようですね。
まだ進化は続いている
しかもこれはホテルの話じゃなくて、その辺のコンビニのトイレとかで普通に体験できるんですから、さぞかし印象に残る事でしょう。
よく中華圏のネット上では「能超越日本的只有日本(日本を超えられるものは日本にしかない)」と言うそうなんですが、その言葉通り、日本ならではの「至れり尽くせり」なトイレの進化は今も続いています。
最近は便座を消毒する用のジェルが置いてある所も増えてきてるし、電気もセンサー式でスイッチを押す必要なし。
飲食店等では使い捨ての歯ブラシが置いてあったり、壁にちょっとした名言が貼ってあって、ちょっと勉強になった、なんて事もありますよねw
海外では絶対マネ出来ないでしょう。(外国で使い捨て歯ブラシなんて置いといたら絶対誰かが持って帰りますw)
他国の追随を許さない日本のトイレ革命・・凄すぎます。
実験でわかった「個室に入ってからの6秒」
ところで上でも述べられた冬でもポッカポカの便座ですが、あの便座、人が使ってない時は暖かくないそうなんです。
ずっと温かいままだとムダな電気を使い続ける事になってしまいますよね。省エネ時代にそれは問題です。
でも僕らが座った時にはポッカポカ。一体どうなっているんでしょう?
なんと人がトイレの個室に入った瞬間にセンサーが察知して、急速にあったまる仕様になってるんです! 知ってましたか?
しかも研究の結果、その「急速」というのは6秒が最適という事が分かったそうで、ほとんどの場合6秒でポッカポカになる仕組みになってるんだそう。
人はトイレの個室に入ってから何秒後に便座に座るのか?っていう実験を真剣にやったという事ですね。そんな事までやってしまうのが日本のものづくり精神の凄さなのかもしれません。
みなさんは個室に入ってから便器に座るまで何秒かかっていますか?
以上、トイレにまつわる色々な話でした。
不法就労の外国人2000人が一気に逃亡。タイで一体何が起きてる?
経済発展著しいタイ。特に首都のバンコクはタイのみならず、インドシナ半島の中心都市として猛烈な勢いで発展中。
まだまだ発展途上地区ばかりのインドシナ半島の中で唯一、先進国の様な暮らしが出来る都市となっています。
これタイ国内の街並みですよ。信じられますか?首都のバンコクはこんな感じで高層ビルが立ち並ぶ大都会に変貌しています。
これだけ発展するとタイ全土のみならず、隣国のミャンマーやカンボジア等からもどんどん人が集まってきます。しかしみんながみんな就労ビザが取れるはずもなく、不法就労が横行しているようです。こんな記事が出ていました。
「不法就労摘発強化で労働者2000人以上が逃亡」という記事。
一週間で2000人が「逃げた」
先週一週間だけで2000人以上のミャンマー人やカンボジア人の不法就労者がタイから「逃げた」そうです。
逃げたという事は、正式に出国手続きをして出国したんではなく、国境の川を泳いで渡ったりして、どうにか抜け出したという事ですね。島国の日本ではなかなか想像できません。
なぜ彼らは急にタイから逃げなければならなかったのか?それはタイ政府が6月17日から、新しい「外国人労働者を管理するための法令」を出したからなんです。
タイ政府が出した新しい法令
その新しい法令の内容とは・・?
簡単に説明すると「今日から120日間は逮捕しないから、その間にちゃんと労働者として正式に登録するか、パスポートやビザを取得しなさい。それが出来なければ即逮捕で罰金2000バーツ〜100000バーツ(約6000円〜300000円)ね。刑務所に5年ほど入ってもらう可能性もあるよ」というもの。
最高30万円なんて・・。カンボジアやミャンマーから来た出稼ぎ不法就労の人達が払えるはずがありません。就労ビザを取るのもかなり難しいでしょう。
という事で猶与期間の間にみんな逃げる事にしたんですね。
タイとラオスの国境の川
新しい法令を出すに至った理由
政府によると、新しい法令を出すに至った理由は、外国人労働者の数を制限してタイ人の雇用を促すのがひとつ。
その他にタイとミャンマーの国境付近で密入国や人身売買が年々増えてきているのが問題になっているので、それを抑制する狙いもあるようです。
しかしそこで困ったのが、不法就労の彼らを雇ってビジネスをしている雇用主達。
雇用主にとっても大打撃
現在タイの工場等ではかなりの数のミャンマー人やカンボジア人が働いていて、その中には不法就労で働いている人がかなりいるのが現実。
しかもそういった人達は安い給料でも働いてくれるので、雇用主側も不法就労を黙認してどんどん雇って来ました。
そして今ではそんな出稼ぎ労働者は、タイの様々な産業を支える屋台骨となっていて、もはやなくてはならない存在になっているんです。
入出国管理の責任者は「雇用主達は、今ヒヤヒヤしてると思いますよ。自分たちが罰金を払わされる可能性がありますからね。」と語ります。
雇用主への罰金は不法就労者本人よりも遥かに高い40万バーツ〜80万バーツ(120万〜240万円)。せっかく安く不法就労者を雇ったのにこんな高額な罰金を払わされたんじゃ元も子もありません。
毎月6000〜7000人のタイ人が職を求めて求人を見ているようなので、彼らを雇って欲しいとの事です。
タイでは先日バンコク都(バンコクは東京と同じ「都」)が都内の屋台を2017年中に一掃すると発表しています。
ずっと発展途上国の地位に甘んじてきたタイも、少しでも先進国に近づけるようにいろいろと施策を実行しているようですね。
バンコクの屋台の様子。もうすぐ見れなくなるかも?
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親日な台湾人が韓国に魅力を感じない3つの理由
日本が好きで好きでたまらない事で有名な台湾人。
台湾のラジオを聴いてたら1日に一度は日本という単語を耳にするし、ネット上でもしょっちゅう日本の話題が出てきます。
台湾以外の外国のメディアで日本の話が出てくると「おっ、日本の話してる!」となるんですが、台湾の場合あまりにもよく出てくるので「あぁ、またか」ぐらいにしか感じません。慣れって恐いですね。
今回はそんな台湾人の話。
※当サイトには台湾や韓国に関連した記事が15あります。
- 日本の右肩上がりっぷりがすごい
- 韓国も増えてはいるものの・・
- 韓国は字が読めない
- 韓国は異国情緒がない?
- 韓国は見どころが少ない
- もちろん韓国好きの台湾人もいます!
- 台湾や韓国関連の記事まだまだあります。
先日こんな記事が話題になってました。
「旅行者数が5倍の差!日本は大好きだけど韓国は「そんなに・・」な台湾人」という記事。
日本の右肩上がりっぷりがすごい
記事によると、日本に訪問する台湾人の数は6年間で4倍近くにまで膨れ上がっていて、2016年は一年で400万人以上が日本を訪れているそうです。
この数字は、数あるアジアの行き先の中でもナンバーワン。
台湾人は言葉の壁がほとんどない香港や、ビジネス需要の多い中国大陸よりも、日本にいく人が多いんですね。
韓国も増えてはいるものの・・
では韓国に行く台湾人の数はどうでしょうか?記事に出ているデータを見てみると、韓国を訪問する台湾人の数は2016年は80万人になってます。
日本に行く人の数は400万人だったので、なんと5倍の差!!
日本と韓国は、台湾からの距離は同じぐらいだし、航空券代も大差ないはずです。なのに5倍の差・・。確かにこれは「韓国に何らかの問題があるんじゃないか」と考えてしまいます。
記事では台湾人のこんなコメントが。
「次の海外旅行どこ行きたい?ってまわりに聞いたら、まぁ大体8割がたみんな「日本」って言うね」
「韓国は一回で充分。2回目はない」
「韓国には行った事ないけど、やっぱり行きたいとは思わない」
「日本にはもう10回以上行ってるけど、また行きたくなってる」
コメントを見てもやはり圧倒的に日本推しのようですね。韓国には行く気がしないみたいです。なぜ台湾人は韓国に魅力を感じないんでしょうか?
韓国は字が読めない
韓国も昔は日本のように漢字を使っていました。でも今はほぼ廃止されて、日常で使うのはかなり稀。
たま〜に広告とかで「愛」とか「心」とか、簡単な漢字が一文字だけ書かれていたりする程度。
だから街中がハングルだらけで台湾人はそれが読めないんです。
日本だと平仮名やカタカナもかなり使うものの、単語レベルだと看板など漢字で書かれてる事が多いですよね。
だから台湾人でも駅名とか店の看板とかが、かなり読めるんですよ。
あと字だけじゃなくて、日本語の「発音」も韓国語に比べるとかなり簡単。「スミマセン」とか「コレクダサイ」とか、ちょっとしたフレーズも覚えやすいし通じやすいです。
記事には台湾人のこんな声が。
「日本では日本語が分からなくても結構遊べるけど、韓国はどうしようもない。」
「ショッピングでも、韓国だと店の前まで行かないと何屋さんか分からないけど、日本だと、遠くから看板を見るだけで何を売ってる店か分かる事が多い」
「道に迷った時、韓国だとハングル表記な上に、ローマ字で読み仮名打ってあっても、発音が複雑なので分かりにくい。」
韓国は異国情緒がない?
言語に関する事だけじゃありません。台湾人は韓国に行っても「外国に行った感じがしない」そうなんです。
日本に行ったほうがはるかに「外国に来た感」があるんだとか。
特にソウルと台北の中心部はそっくりで、もはや見分けがつかないレベル。
ハングルを写さないように写真を撮ると、台湾なのか韓国なのか全然分からないそうですw
台湾人からするとソウルは単なる「雪が降る台北」なんだとか。
あと街だけじゃなく、人の感じもそっくりに感じるようです。
記事中の台湾人曰く、
「お店の人の接客態度とかも台湾とほぼ同じ。でも台湾人と違って、韓国人は外国人に対してあまりフレンドリーじゃないね。あと時々台湾ではありえないぐらい態度の悪い店員もいる」との事。
それに比べると、日本のありえないほど丁寧な接客は、台湾人にとってはそれ自体が「異国情緒」なのかもしれません。
ちなみに日本人にとっては韓国は異国情緒たっぷりだし、かなり刺激があります。
日帰りで韓国にプチ海外旅行とかオススメですよ。
韓国は見どころが少ない
言葉が不便でも、景色や人が似ていても、「素晴らしい観光地」がたくさんあれば台湾人も行く気になると思うのですが、そこにも問題があるようで・・
「韓国で魅力的なのはショッピングだけ。歴史や文化を感じる様な観光地に行っても全然面白くない」
「食べ物もおいしくないし、道にいっぱいゴミが落ちてる」
「日本は各地の温泉やお祭り、桜、神社、美味しい料理、さらにディズニーにUSJとか、何度行っても楽しめる要素がたくさんあるけど韓国にはそれがない」
「日本は韓国より異国情緒がある上に、字は読めるし、交通も便利で旅行の難易度が低い。さらに魅力もいっぱい。そりゃみんなそっちに行くでしょ」
そこまで言われたら、もう何も言い返せません笑
個人的には韓国の観光地と言えば、38度線の板門店はあそこでしか味わえない緊張感があってオススメですし、人も結構フレンドリーだし、異国情緒も結構感じたんですけどね・・。
もちろん韓国好きの台湾人もいます!
このままでは単なる日本を賞賛するだけの記事になってしまうので、韓国好きの台湾人による反論もちゃんと翻訳して載せておきますね。
韓国いいとこですから!いや、ホントに。
「釜山の海雲台は海がキレイでいいとこだよ。韓国はチキンもおいしいし、何より日本と比べてお金がかからないのがいいね」
「漢字がないって言うけど、街の中心部では漢字の看板もよく見るし、地下鉄の駅名標とか電車の行き先表示には必ず漢字表記があるからそんなに困らない」
「いや、韓国料理おいしいよ。何いってんの」
「街の中心から離れれば、韓国にも景色の綺麗なところはたくさんあるよ」
ちゃんと韓国にもいい所はたくさんあるんです。
上で少し触れた、板門店(韓国と北朝鮮の軍事境界線)に行くツアーも面白いので、ぜひ行ってみてください。すごい体験ができますよ〜。
台湾や韓国関連の記事まだまだあります。
どうでしたか?台湾と日本の相性の良さは半端ないですね。
当サイトでは英語圏や中国語圏の気になる話題を日本語で紹介しています。
北朝鮮や語学に関する記事も人気あるので是非読んでみて下さいね〜
台湾の首都は台北じゃなくて南京?台湾の意外な事実3選
日本のすぐ隣にある台湾。最近はLCCでかなり格安で行ける事もあって、行く人が増えています。
でも、中国や韓国と比べて台湾はなぜか影が薄い気がしませんか?
日本政府が台湾を国として認めていない(中国との関係上認められない)のも影響しているのか、名前を聞く回数が中国・韓国よりも少ないように思います。
そんな感じなので、台湾では当たり前だけど日本人にはあまり知られていない事がたくさんあります。
今回はその中から3つ「意外に知られていない事」を紹介します。
※当サイトには台湾関連の記事が13あります。
1. 台湾の首都は台北じゃない
いきなり「えっ?」て感じですよね。 台湾の政治の中心は台北だし、経済の中心も台北です。でも首都じゃないんです。
じゃあ首都はどこなのかと言うと、首都は中国の南京なんです。
ますます「えっ??」って感じですよねw
これもあまり知られていないと思うんですが、実は現在台湾を統治している「中華民国」という政府は、元々は中国を統治していた政府なんです。
そしてその時、中華民国は南京に首都を置いていたんですね。
しかし当時の中国には、中華民国の他にもうひとつ「中国共産党」という勢力がありました。彼らは中国を共産主義の国にしたい!と考えていました。
民主主義を掲げる中華民国と、共産主義を掲げる中国共産党。
そのふたつの勢力が戦った結果、中華民国政府は首都・南京どころか、中国大陸から追い出されてしまいます。
追い出された中華民国は、中国大陸の近くに浮かぶ島、台湾に逃げ込みました。そこで新しい民主主義の国を作ったんですね。それが今の台湾です。
・・という事があったので、台湾の中華民国政府からすると南京は「共産党に実効支配されている」だけで、「今も我々は南京を首都だと思っている」と建前上は言っているんですね。
もちろん、それは建前だと言うことはみんな分かっているので「台湾の首都は南京だ!」と本気で言う台湾人はいませんし、実質的な首都はやはり台北です。あくまで建前上の話です。
北朝鮮が「朝鮮半島は南も含めて全て我が領土」と言ってるのと似た様なことです。
2. 中国の標準語「普通話」を作ったのは台湾の政府
台湾の公用語をネット等で調べると「北京語」と出てきますよね。
この北京語と言うのは中国の標準語である「普通話」とほぼ同じ意味です。
でもなんで北京から遠く離れた台湾で中国の標準語が話されているんだろう?と思いませんか?
なぜなら普通話を作ったのは台湾の中華民国政府だからです。
普通話は中華民国が南京を首都として統治していた時に、北京等の言葉を元に作ったものなんですね。
それを中国大陸では共産党が広めて、台湾では中華民国が広めた、という事です。
だから台湾人が北京や上海に言っても、言葉で困る事はほぼありません。
現在の台湾の中国語は、北京等の大陸の中国語に比べて柔らかい響きになってます。台湾ドラマでたくさん聴けるので一度聴いてみてください。
3. 中国大陸から驚くほど近い所に台湾の離島がある
台湾と言えば、台北や高雄がある台湾島のみが領土だと思いがちですが
実は台湾にも離島がたくさんあるんです。
そのうちのひとつ、金門島という島は中国大陸から驚くほど近い距離にあります。
一番接近してる所では中国との距離が2キロしかないそうです。
でもこんなに中国に近いのに、義務教育はちゃんと台湾の教科書を使って行われているし、漢字も大陸の簡体字じゃなくて台湾の繁体字が使われています。
でも台湾本土に比べればそれほど親日じゃなかったり、言葉も若干本土とは違ったりとかはするみたいです。
なぜこんな所に台湾の島があるのか?島民の生活は?等、上のまとめに詳しくまとめられているので、気になる方は一度読んでみて下さい。
こちらの記事も読まれてます
以上、台湾についての話題でした。